雪の降る日
こんばんは。
先日は、久しぶりに雪が降りましたね。そして一面真っ白になっていて何だかとても懐かしい気持ちになりました。
私が生まれ育ったのは北海道です。オホーツクの小さな田舎。大学を卒業し、看護師として働くために神奈川に出てきました。
本当は、地元の大学病院で内定をもらっていたのでそこで働くつもりでした。しかし、本当に自分はここにずっといていいのだろうか?もっとたくさんのことを知る必要があるんじゃないだろうか。
東京には、世界にはもっともっと知らない世界があるんじゃないだろうか。新しい世界を知りたい。そう思って、家族の心配を押し切って神奈川に引っ越ししました。
それももう5年前の話になるのかあと思うと何だか人生ってどうなるかわからない。そして、もっともっと貪欲にがっついていかなきゃダメだなあと思いました。知らないうちに1年、2年と時間は過ぎていく。振り返った時に自分がやりきったと思える時間の使い方、生き方をしていかなければと思っています。
このブログの中に書かれていたのですが
山口さんが、硯制作一筋40年でつかんだこと、それは
「最高のすずりは 癒しの硯」「癒しとは気持ちのよいこと」
何だかこの方が硯を作る、ということの中にこれだけの思いを込められているということにとても胸が熱くなりました。
看護師さんならわかると思うんですが、毎日の仕事が忙しいと毎日の仕事が業務になってしまうときがあるんですよね。その仕事が単調であればあるほど、なりやすい。
でも、一つ一つの私たちの作業の中には意味があって、その意味を探して探して探して行った先に、山口さんのような答えが見つかるのだと思います。
私たちはまだまだ始めたばかり。社会に何が貢献できるのか、利用者さんに何を還元できるのか。仕事のつながりの中で看護をどう広めていけるのか。
毎日毎日自分に問いながら、日々少しずつ階段を登るようにいきていきたいと思いました。
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