けあぶる 訪問看護リハビリステーション

けあぶる 訪問看護リハビリステーションです

訪問看護を選んだ理由

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こんばんは!

訪問看護ステーションやすらぎの森です!

最近の目標は連日ブログ更新をすること!今の所連続3日目!イエイ!

ブログって意外といろんな方が見ていてくださって、私の思いを表出する場になっているんだなあと。少しでも誰かの心に私のしたいこと、思いが届けば嬉しいです。

 

訪問看護を選んだ理由

今日はこれについて書きたいと思います。

 

まず私がなぜ訪問看護を選んだのか。

 

私はもともと病院勤務だったのですがやはり毎日の業務に慣れてくると、「こなす」ようになってきてしまうんですね。看護師さんならこの意味がわかるはず・・・

 

毎日変わらない流れ、変わらない業務。

 

なんだか、患者さんとたくさん話して患者さんのために何かできるように!という思いを持って看護師になったものの、働き始めれば患者さんの体を拭くのも毎日できない。頭を洗いたいと言っている人の頭を洗ったりもできない。シーツが汚れているのに変えられない。

 

確かにそれはお前が容量悪いからだろ、やろうと思えばできる。そう思って容量よくなるよう頑張ったり、時間外でもたくさんたくさん働きました。でも結局容量がよくなってもやらなければいけない業務は山積みで全然変わらない毎日でした。

 

毎年人はやめていくし、新人看護師さんも全然定着していかないような病棟。みんなとても優しい人たちばかりだったのですが業務量が多すぎて疲弊してしまっていたんですね。

 

これは私のやりたかった看護じゃない。

 

私は患者さんとたくさんお話しして、患者さんとの信頼関係を作りたかったし、患者さんのリハビリしたい、髪の毛を洗いたい、ご飯を温かいうちに食べたい。そんな看護では当たり前のことが何一つ提供できていないなと思いました。

 

訪問看護は、時間の縛りはあるけれど1時間なら1時間、患者さん1人に看護師1人が対応できるのでもっと患者さんと向き合ってその人の叶えたい目標や、思いを汲み取り対応していくことができると思いました。

 

病院であれば7対1で患者さん7人につき看護師1人です。それに加えて検査、リハビリ、食事の時間、面会いろんな時間の制約があります。病院と比較するとやはり患者さんと関わることのできる時間が格段に増やすことができると思います。

 

病院と訪問看護の違い

私の思う違いはやはり患者さんが中心だということ。病院でも患者さん中心と言われてはいますが、看護者の都合でトイレに行くのを少し待ってもらったり、いまは食べたくないと言われてもご飯の時間が決まっていたり、結局患者さんに従ってもらわなければならないこと多いです。

 

でも訪問看護は患者さんが中心。食べる、寝る、お風呂に入る、全て患者さんの自由だということです。私たちは患者さんのいつも通りの生活を支えるため、お手伝いするために少しだけおうちにお邪魔してお手伝いさせてもらう。そんな類なんだと思います。

 

病院にいた時は気づけなかったのですが患者さんってとっても強いですし、おうちに帰ればなんでもできるんだなと思いました。今まで病院にいる患者さんしか知らなかったのでお家でどんな風に生活されているのか考えることが少なかったのですがどんな状況であったとしても患者さんはそこで生活していた人たちであって、お家で生活したいと思っている人が多いんですよね。

 

患者さんのことって「患者さん」として捉えてしまいがちでしたが、患者さんっておわしたちとなんら変わらない1人の人なんだよなあと。おうちに入るといつもそう思います。

 

 

まとめ

訪問看護って、看護師としてやりたかったことだなあと思います。患者さんとじっくり関わりたかった私にはぴったりなんだなと。

 

私ももっとじっくり患者さんと関わりたい。今の看護業務をこなすのではなくもっとゆとりを持って働きたい。もっと新しいことを学びたい。そんな方、いらっしゃいましたらいつでもお待ちしています。一緒に働きましょう。

 

カウチ

 

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